Amazonのランキングでいつも上位にいて、1位にもなっていたことがある「こども六法」を読んで激しくお勧めしたいので記事にしました!
こども六法
この本は、子どもにもわかりやすく法律が分かる内容の書籍です。
この内容が1,200円で買えるなんて!かなりお買い得♪
こども六法とは、六法から商法を除いた、刑法、刑事訴訟法、少年法、民法、民事訴訟法、日本国憲法、いじめ防止対策推進法の6つの法律がこどもでも分かりやすく紹介されています。
本書は、いじめや虐待に悩んでいる子どもたちのために、法律はみんなを守ってくれる!
法律を知っていたら、大人に悩みを伝えて解決してもらうために役に立つよ!というのを本当に身近な言葉と、親しみやすいイラストで教えてくれる本です。
著者の山崎聡一郎さんとは?
1993年生まれの教育研究者、写真家、俳優。慶應義塾大学SFC研究所所員。
慶応義塾大学総合政策学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科収支課程修了。
学部2年時より、「法教育を通じたいじめ問題解決」をテーマに研究活動を開始。3年時に法教育副教材「こども六法」を作成。
オックスフォード大学にも短期留学し、政治教育への演劇的手法の導入方法を学んで単位を取得しています。
•現在友達関係に悩んでる方
•学校内でのいじめに悩んでる方
•法律を分かりやすく理解したい方
•嫌なことを嫌と強く言えない方
本書を読んで、法律って、本当に自分を守ってくれる存在なんだと改めて気づきました。
難しい言葉だったり、ちょっととっつきにくいイメージだった法律がこんなに分かりやすく身近に感じられるなんて、私が子供の頃に出逢いたかったです。
こども六法の中身
法律と聞くと、専門的な用語が並んで、漢字もたくさんで読んでいても頭の中に文章がなかなか入ってこない・・
そんな印象を持っている方も多いかもしれないです。
ですが、このこども六法は、こんな感じで分かりやすいタイトルに、イラスト、文章もすべてルビが振ってあって、子どもでも読みやすく、法律を身近に感じられる内容になっています。
全ての子どもに読んでほしい
こども六法は、子どものころにいじめに合っていた著者がその経験をもとに、子どもの時にもっと法律のことを知っていれば・・という想いで作られた子ども向けの法律の本です。
いじめの認知件数は、6年連続で増加しており、「いじめ防止対策推進法」が施行された2013年どの集計以来、過去最多の数字を記録しています。
一言でいじめと言ってしまっても、いろんないじめがあります。
でも、そのいじめを、法律に照らし合わせると、実際どんな犯罪に当たるのか、そしてどんな罰があるのか、とても分かりやすくまとめられています。
いじめられている子どもを守れるのは、大人である保護者や先生ですが、なかなか子どものすべての生活を見て、管理することはできません。
大人の私でも知らない法律がたくさん掲載されており、子どもたちが少しでも、本書の内容を知っていたら、
自分自身がいじめに加担するかもしれないこと、どんな風にSOSを大人にだしたらいいのか、ヒントがたくさん詰まっている本でした。
いじめだけではないですが、本当にすべての子どもたちに読んでもらいたい!!
こども六法の読み方
本書は、200ページの書籍ですが、最初から最後までじっくり読むのではなく、10分くらいパラパラめくって読み通すだけでも、とても面白いです。
また、手に取りやすい場所において置き、普段の生活の中で、これって法律的にどうなんだろう?と思ったときに、辞書のように調べてみるのもおすすめです。
問題がないのが一番ですが、知識のある無しでは、問題だと思えることが違ってくると思います。
いつか子どもから手に取ってくれる時がくるかな??
ぜひ買って読んでもらいたいおススメの書籍です。
こども六法
その他のおすすめ書籍
こども六法以外にもおすすめの書籍!ぜひチェックしてみてください。