そんな疑問を持った方に、くもんの推薦図書のレベルについて紹介したいと思います。
Iのレベルが一番高いレベルで、夏目漱石のこころや、井伏 鱒二さんの黒い雨、ドストエフスキーの罪と罰など、内容も高レベルなもので、中学生~高校生くらい向けの読書リストになっています。
パッと読むための目次
くもんの推薦図書Iのレベルの書籍
くもんの推薦図書は、読みやすい順に段階的に読書を進めていけるので、子どもが躓くことなく、スムーズに読み聞かせや、自力読みに誘導ができるすぐれものです♪
公文式の公式サイトでは、各レベルについて下記のように紹介されていました!
5A~2Aは乳・幼児、A~Cは低学年、D~Fは高学年、G~ I は中学以上を、年齢のおおよその目安にしています。 子ども達に人気が高い本ということでは、子ども達が選んだ本のリストともいえるでしょう。
ただ、年齢は目安なので、読みづらいと感じたらレベルを下げて、少しづつ読書の習慣がついたり、本を読むことが楽しいと子どもが思えたら十分ですし、
年齢が低いからと言っても、子ども自身が楽しめるものであれば、高いレベルの絵本でも読んでいって構わないです。
くもんの推薦図書の各レベル
公文式のサイトでは、だいたいの年齢別の目安が紹介されていましたが、細かくみていくと、こんな感じのレベル段階になりそうです。
- 5A・・0歳・1歳・2歳
- 4A・・3歳・4歳
- 3A・・4歳・5歳
- 2A・・5歳・6歳
- A・・6歳・7歳(小学校1年生)
- B・・7歳・8歳(小学校2年生)
- C・・8歳・9歳(小学校3年生)
- D・・9歳・10歳(小学校4年生)
- E・・10歳・11歳(小学校5年生)
- F・・11歳・12歳(小学校6年生)
- G・・12歳・13歳(中学1年生)
- H・・13歳・14歳(中学2年生)
- I・・14歳・15歳(中学3年生)
だいたいの目安は上記の通りですが、3Aにある、はらぺこあおむしや、はけたよはけたよは、もっと年齢が小さい3歳さんでも楽しめる絵本だし、5Aのくもんのうた200えほんは、赤ちゃん期を過ぎた幼児期でも十分に親子で楽しめる絵本です。
ぜひ、親子でお気に入りの絵本を見つけてください!
レベル別くもんの推薦図書について
古今東西の絵本の中から選ばれた650冊のくもんの推薦図書。650冊の中で、13段階のレベルに分け、さらにそのレベルの中で読みやすいものから順にリストになって紹介されていますが、
子どもがどのレベルから読んでいったらいいのかわからないときのために、くもんの推薦図書のレベルについて、どの程度の内容の絵本なのかいくつかピックアップして紹介したいと思います。
くもんの推薦図書5A
くもんの推薦図書5Aは、乳幼児向けの絵本で0歳~2歳くらいを目安にした絵本です。
くりかえしを用いた、リズム感のある絵本や、赤ちゃんが喜ぶ色彩の絵本などがラインナップしています。
がたんごとんがたんごとん
きんぎょがにげた
くもんの推薦図書4A
くもんの推薦図書の4Aのレベルは、3歳・4歳くらいのお子さんを目安にしています。
はなをくんくん
かばくん
くもんの推薦図書3A
くもんの推薦図書の3Aの本は、4歳・5歳程度で年少さん~年中さんくらいの子どもが目安になります。
14ひきのおつきみ
おばけのバーバパパ
くもんの推薦図書2A
くもんの推薦図書の2Aレベルは、5歳・6歳くらいで、年中さん~年長さんくらいの年齢の子どもが目安になります。
ぐりとぐら
そらまめくんのベッド
くもんの推薦図書A
くもんの公式サイトでは、くもんの推薦図書のAレベルは小学校1年生で、6歳・7歳くらいの年齢の子どもが目安になります。
おおきなかぶ
どうぞのいす
くもんの推薦図書B
くもんの推薦図書Bのレベルは、小学校2年生くらいの子どもが目安になります。年齢でいったら、7歳~8歳くらいのお子さんになります。
ふたりはいつも
せんたくかあちゃん
確かに、どんどん文章量が増えていってる!読み聞かせだったら、幼稚園の子でも問題なく楽しめますが、自力読みするなら、だいぶレベルが高い絵本です。
くもんの推薦図書C
くもんの推薦図書Cのレベルは、小学校3年生くらいのお子さんが目安になります。8歳~9歳位の子どものレベルになっています。
王さまと九人のきょうだい
いやいやえん
くもんの推薦図書D
くもんの推薦図書Dのレベルは、小学校4年生くらいの子どもが目安になっています。年齢でいったら、9歳から10歳くらいのレベルになります。
ごんぎつね
長くつ下のピッピ
せいめいのれきし
くもんの推薦図書のレベルについて
5Aのレベルから、Dのレベルまで、くもんの推薦図書の選書について紹介してきましたが、やっぱり中身を見ると、少しずつ文章量が増えていって、語彙も難しものが増えていきました。
でも、さすがくもん!
本当にスモールステップで進んでいくので、子どものちょうどいい読書力レベルに合わせて読み聞かせを進めていけそうです!
読み聞かせをするのであれば、くもんの推薦図書のレベルにとらわれすぎず、先のものをどんどん読み聞かせても大丈夫そうです。
あまりレベルにとらわれすぎずに、でも、実際にスモールステップで読みやすさが段階別に分かれているので、選書するときにかなりの指針になりそうです。
子どもの読書力に合った本を選ぶ
一冊の本に出会い、読み通し、感動体験を持つことは、子どもたちの心の豊かな成長にとって、欠かすことのできない大切な財産になります。
多くの絵本や童話に示されている〇年生向きという表示は、あくまで目安の一つであって、それにとらわれずに本を選ぶのもでも大丈夫です。
子どもの学年や、年齢にとらわれずに、子どもが喜んですらすらと楽しく読める本から、進めていきましょう!
ぜひ、お子さんのお気に入りの一冊を見つけてみてください♪