まずは貯める目的を決めよう!
貯金をしようと思った時、大切になってくるのは貯金の目的です。あなたはどうしてお金を貯めたいと思いましたか?
- 欲しいものがある
- 子供の学費のため
- 自分の老後のため
- 結婚が決まった
- 趣味や旅行に使いたい
いろんな理由があると思います。
貯金をするには、どんなことでもいいので、明確な目標を決めることがポイントです。
どちらの方がお金が貯まるでしょうか?
答えは後者です。
目的が決まっていたら、その目的に向かって逆算をし、どのくらい貯蓄をしたらいいのかが明確になります。
目標はお金が貯めやすくなる
人は、なんとなくという漠然とした目的だけでは、そう簡単にお金を貯められるほど意志が強くはありません。
人間は、お金があれば、
- 美味しいものを食べたい
- 最新のものが欲しい
- ラクをしたい
- 新しい服や靴が欲しい
- お酒やタバコもやめられない
そんなふうに思う生き物です。
限られたお金の中で、家族みんなで生活をしていくには、お金を使いたいという気持ちをコントロールし、自分なりの目標や考え方によって、家計を管理していくことが大切になるのです。
貯める理由を明確にする
貯金をする明確な目標といっても、大きなことでなくてかまいません。
今後の将来が不安だからという漠然としたネガティブなものよりは、貯金をすることが楽しくなるポジティブな目標を持つことが貯金を楽しむポイントになってきます。
どんな目標でも大丈夫です。
その目標に向かって前向きに貯金が頑張れる、ポジティブな目標を作れることが貯金を成功させるポイントになってきます。
目標が決まったら逆算してみる
実際に、貯金をする目標が決まったら、今度は期間と金額の2つを設定しましょう
期間:いつまでに貯める?
金額:いくら貯める?
私の目標は、現在3歳と1歳の子供の教育費をそれぞれ18才までに500万円ずつ貯めることです。
子供を育てるのに、1000万円〜3000万円かかると言われていますが、大学資金の最低ラインとしてそれぞれ500万円ずつを最低貯めておきたいと思っています。
子供は現在3歳:あと15年
子供は現在1歳:あと17年
上の子は、15年で500万円、下の子は17年で500万円貯めれば大丈夫です。
それぞれ、月ごとに計算してみると、子供の学費は、こんな風になります。
15年×12ヶ月=180ヶ月
▽1ヶ月にすると
500万÷180ヶ月=2.778万円
1ヶ月に3万円弱。
17年×12ヶ月=204ヶ月
▽1ヶ月にすると
500万÷204ヶ月=2.451万円
1ヶ月に2万5千円弱。
2.778万円+2.451万円=5.229万円
毎月5万3000円貯めていけば、それぞれ二人の大学資金として500万円ずつが貯められそうです。
でもどうやったら貯められるのか?1つずつ紐解いて、今の生活を見直すことで、子供に我慢をさせることなく今の生活を自分自身も楽しみながら貯金ができるように工夫をして行きたいと思います。
期限が決まってなければ期間を延ばしてもOK
先ほどの例は、学費で大学進学というリミットがあったため、期間を延ばすことはできませんでした。
ですが、これが学費でなく、趣味に使うカメラやパソコンだったら、毎月1万円ずつにして、半年で貯めよう!とか、毎月2万円頑張って、3ヶ月で貯めよう!とか、期間と金額を調整して貯金をしていくことができます。
期間と金額を設定することで、貯金がグッと身近になり、計画が立てやすくなります。
貯金を頑張ろう!と思えるポジティブな目標を持って、一緒に頑張っていきましょう。