こどもが2歳くらいになってくると、スプーンやフォークの持ち方が上手になり、そろそろお箸の練習も始めなきゃと思うママもたくさんいると思います。
この記事では、我が子がどのようにお箸をマスターしたのか、お箸の練習法や役だった本などについてご紹介したいと思います。
\こんな方におすすめの記事/
- 子供がお箸に興味を持ちだした
- どんな風にお箸の練習をさせるか
- お箸の練習法について知りたい
- バッテン箸で困ってる
- お箸をグーで掴んでしまってる
そんな、子どものお箸の使い方について悩んでいる方に役立つ内容です。
パッと読むための目次
子どものエジソン箸
エジソン箸は、お箸に輪っかや指を引っかける場所がついており、お箸の端っこがくっついているお箸です。
子どものお箸をスタートさせようと思ったとき、一番最初に思い浮かぶ方も多いと思います。
ですが、私はこのエジソン箸はあまりおすすめしません。
- 実際のお箸の持ち方とは違う
- エジソン箸はトングのよう指の動き
- キャラクターなどがついていて重たい
- 凸凹があるので洗いづらい
こんな理由からおすすめしません。
実際は、私も、我が子がお箸を持ち出したとき、持ち方がグーになっていたり、ばってん箸になっていたり、うまくお箸の練習ができず、エジソン箸を導入してみました。
ですが、子ども自身は、親と違う形のお箸は持ちたくないと断固拒否。(持たせた年齢が2歳後半だったので、1歳代など年齢が小さかったらそういうことはなかったかもしれないです。)
エジソン箸は通常のお箸と使い方が違う
せっかく買ったお箸なのに子どもが使ってくれないのはもったいないと思い、私が使ってみました。
しかし実際に、私がエジソン箸を使ってみると、お箸の持ち方的には、正しい位置に指が来ます。
しかし、指の動かし方はトングを使うのと同じ感じで、エジソン箸で上手にお箸が使えるようになったからといって、スムーズに普通のお箸に移行できるとは思えませんでした。
幼稚園でも禁止されている
子どもが3歳クラスになって、毎日お箸を幼稚園に持って行ってますが、幼稚園ではエジソン箸は禁止されており、通常のお箸を持って行かなければいけません。
エジソン箸は、1000円~1500円程度するし、その金額をエジソン箸の購入に充てるなら、別の普通のお箸を購入した方がいいと思います。
どんなお箸を買うべきか
子どもの手のサイズに合ったお箸を使いましょう。
手のひらの親指と人差し指を伸ばした長さの1.5倍の長さがその人の手のサイズに合った最適なお箸の長さといわれています。
また、一緒に子どもとお箸を見に行き、子どもの気に入るお箸を選ぶとより興味を持ってお箸を使ってくれると思います。
我が家では、子どもの好きな動物柄のお箸と、お箸専門店で購入した子供が握りやすいお箸、楽天で購入した3つのお箸を使っています。
こちらのお箸は、持ち手のところにマークや凹みがあり、子どもも握りやすい様で、指によくフィットしています。
お箸の練習について
子どものお箸の持ち方を練習するにあたって、最初が肝心です。
変なクセがついてしまうと、直すのに時間がかかるからです。
- ご飯以外の時に練習する
- まずはお箸1本から
- 指の動きをマスターさせる
- 1本で上手に持てたら2本へ
- 一緒に絵本を見る
- 褒めてモチベーションを高める
- 練習は楽しく!
せっかくのご飯の時間、お箸の練習で苦痛なものになってしまっては台無しです。
ご飯の時間は、子どももお腹が空いていて、すぐに機嫌が悪くなる可能性もあるので、お箸の練習をするなら子どもがお腹がいっぱいの時、遊びの延長などで行うのがおすすめです。
お箸練習:ステップ1
まずは親と一緒にお箸の正しい持ち方の写真を見てみましょう。
- お箸の持つ位置は正しいか
- お箸の間に中指が入っているか
- 薬指の上に下のお箸が乗っているか
自己流のお箸の持ち方が身についてしまうと、なかなか正しい持ち方に戻すのは簡単ではありません。
お箸練習:ステップ2
お箸の正しい持ち方が親子ともに理解ができたら、まずは上のお箸を1本もって、動かす練習を始めます。
1本のお箸を鉛筆を持つように、親指と人差し指、中指で持ち、第一関節を曲げて、スムーズに動くように練習します。
この本には、おはしマンが幼稚園にやってきて、子どもたちにお箸の持ち方の練習をしてくれる絵本です。
実際に1本のお箸の動かし方の練習法も描かれており、我が子も一緒に絵本を読みながらお箸の練習をしていました。
お箸練習:ステップ3
1本でお箸をスムーズに動かせるようになったら、今度はもう一本のお箸を追加して二本で練習をスタートさせます。
- 下のお箸を動かさない
- 中指を上げるようにするのがコツ
- 上のお箸だけ動かす
スムーズに日本のお箸も操れるようになったら、いよいよお箸でものをつかむ練習です!
お箸練習:ステップ4
うまく動かせるようになったら、お箸でものをつかむ練習をしましょう。
一番最初は、丸めたティッシュをつかむ練習がおすすめです。
ティッシュなら軽いし、つるつる滑ったりしないので、子どもでも持ちやすく、お箸の練習には最適です。
お箸練習:ステップ5
やっぱり、毎日お箸を少しでも使う時間を作るようになってから、お箸の上達が格段とスピードアップしました。
後は毎日使って慣れるのみ!
最初はうまくできずに子どももイライラしてすぐにスプーンにする!と怒っていましたが、1ヶ月もたったら本当に見違えるほどお箸が上手になりました。
最初は独自の練習法でばってん箸やグーのつかみ方になっていた2歳代でしたが、いろいろな本や絵本を読み、正しいお箸の練習方を取り入れることでスムーズに正しいお箸の持ち方に変えることができました。
お箸の練習におすすめの本
楽しく遊ぶ学ぶ せいかつの図鑑
この本には、衣食住のあらゆることが紹介されている図鑑です。
我が家はこの図鑑でお箸の正しい持ち方以外にも、食事のマナー、洗濯の仕方、たたみ方など、子どもができるようになりました。
生活全般の項目が丁寧に記載されているので、小学校に上がってからも生活などの授業でつかえそうな内容になっています。
やってきたオハシマン
この絵本は、オハシマンが幼稚園にやってきて、幼稚園の園児たちにお箸の正しい持ち方を教えてくれる絵本です。
実際にお箸の持ち方の練習なども絵で分かりやすく描かれており、子どもも絵本を読みながらお箸の練習をしていました。
子どもを褒めて楽しく練習
最終的にはやっぱり子ども自身のやる気が重要です。
無理に練習を強制するのは子どもにとっても親にとってもストレスに。
なかなかうまく進まない時は、お箸のことはいったん忘れ、今まで通りスプーンやフォークで楽しく食事をすることが一番です。