そんな疑問をお持ちの方に、この記事では、子どもにおすすめの科学絵本をいろいろ紹介したいと思います。
長年愛され続けている名作絵本も多数紹介!
ぜひ、お子さんと一緒に絵本を楽しんで下さい。
パッと読むための目次
科学絵本はどうして読み聞かせにおすすめなの?
科学絵本は、子どもの「なぜ?」という好奇心を引き出し、日常の「不思議」から出発して、自分で考える力を引き出してくれるから!
魔法やファンタジーは子供と一緒に楽しむけど、科学となると、急にお勉強のように感じてしまいますが、それはとっても残念です。
科学絵本は、子どもの世界を広げるお手伝いをしてくれるもの。
子ども自身が自ら考え、遊び、何かを見つけて喜ぶことができる絵本を、ぜひ大人も一緒に楽しんでみてください。
絵とき ゾウの時間とネズミの時間
ゾウもネズミも人間も、それぞれの時間を活きている。
「絵とき ゾウの時間とネズミの時間」の絵本の主題は、「生き物の時間」なのだけど、話題は「生き物の食べる量」から始まります。

ぼくのおおきさ
赤と緑の色彩で、シンプルでわかりやすいイラストが、文章の理解を助けてくれます。

「遠くにあるものは、小さく見える」ということが一目でわかる絵本ならではの面白さが詰まってます。
ひとつ すこし たくさん
こちらは、数字に親しめる、シンプルで美しい「数」の科学絵本。

鮮やかな色の組み合わせ、はさみで切り抜いたような素朴なフォルムは、シンプルで美しく見飽きることがない絵本です。
ぜひ0歳の赤ちゃんから親しみたい絵本!
算数の呪い
有名な算数絵本といったらコレ!
こちらの算数の呪い絵本は、「たいていのことは、算数の問題としてかんがえられるんですよ」とフィボナッチ先生が・・

身近なことを、算数の問題と考えてみる、楽しい算数絵本です。
アリになった数学者
2018年に福音館書店のたくさんのふしぎから出版された「アリになった数学者」。
こちらの絵本の語り手は、タイトル通り「アリになった数学者」。
愛してやまない数学の世界のほんの一部しか自分はしらないのだ、と知ることは、どんな体験なのでしょう。

最後のシーンは本当に象徴的で心に残るラストシーンが待っています。
10人のゆかいなひっこし
こちらの絵本は、子どもたちの動きを想像して楽しむ、安野光雅さんの一作です。
左の家に10人の子どもが住んでいます。右の家に10人が引っ越してしまいました。
これは、「引っ越し」という設定の、引き算の問題。

安野光雅さん の絵はいつも繊細で引き込まれます。
なるほどわかったコンピューターとプログラミング
こちらの絵本は、コンピューターの考え方がよくわかる科学コンピューター絵本。
ちゃんと理解ができたかどうか、クイズに答えて進めていける絵本です。

ペラペラめくるのが面白くて、楽しみながらコンピューターの知識が増えそう♪
よわいかみ つよいかたち
加古里子さんの、長年愛されている科学絵本。
身近な疑問から、実際に実験をしてみて、徐々に深い疑問へと展開していきます。

科学はもとより、人生のいろいろな場面で応用が効かせられる絵本です。
他にもこんな科学絵本がおすすめ
今までは1冊の子どのにおすすめな科学絵本を紹介してきましたが、こちらは、1冊の中にいろいろな科学のお話がつまった科学本を紹介します!
1冊で、いろいろな科学の話を楽しめたり、新しい科学絵本を知ることができるので、とてもおすすめ。
学びをもっと楽しくする科学絵本の世界100
学びをもっと楽しくする科学絵本の世界100では、科学に関する絵本がなんと100冊も写真付きで紹介されています。
パラパラめくっているだけでも、知らなかった科学絵本をいろいろ知ることができ、
親子で新しい絵本に出会えることができる素敵な本。


ぜひ手に取ってみてみてください!
ぐんぐん頭のよい子に育つよみきかせ かがくのお話25
国立科学博物館が監修した、3才から楽しめる、いままでにない科学絵本。

イラストも大きく、見開きでとても読みやすいので、毎日1話ずつ科学のお話に親しむことができます。
科学絵本を読んで変わったこと
わが家で、科学絵本を読み聞かせするようになって変わったことと言ったら、なんといっても子どもの物事を見る視点の多さです。
今までだったら、知識もなくスルーしていた事柄も、科学絵本を読んだことで気が付くポイントが増えたし、会話のバリエーションも増えました。
今までだったら、ただ散歩していただけですが、加古里子さんのつよいかたちよわいかたちを読んで、散歩中に見つけた橋げたの形について強度について話合うときもありました。
また、かがくのお話をよんで、蚊に刺されたらどうしてかゆくなるのか絵本を通じて知識を教えてくれることもありました。

知識と経験をつなげてくれる科学絵本
科学絵本を読むことで、こんな物の見方があるんだ、こんな風な理由があったんだと、科学的な側面を絵本から得られることができました。
物事は本当に多角的で、一面的にはとらえられないものばかりですが、親子で科学絵本に親しんだ時間は、今後何かしらの点と点をつなぐ役目をしてくれると思います。
ぜひ、みなさんも科学絵本を楽しんでみてください^^♪