幼児期に、数字や形が分かるようになったら、
算数の勉強が始まる就学前に、絵本で算数の概念を身に着けるのがおすすめ!
と思っている方にお勧めの算数の絵本を紹介します!
3歳くらいから、小学校低学年向けで、算数の土台となる基礎を絵本で作ることができます。
パッと読むための目次
1.どちらがおおきい?[量]
数字がスラスラ読める3歳長女と読みましたが、コップに入ったお水の量や縄跳びの長さ、本の厚さなど、
絵本を集中して聞いて、頭を働かせて一生懸命考えていた姿が印象的!

絵本を読んだあとは、家の中のもので、大きさを比べたり、とても楽しい絵本です。
2.なかまあつめ[集合・対応]
同じ種類の仲間を集めて、集合を作ったり、仲間外れを探して集合を分けたり、どっちがたくさんあるのか、一対一対応に関する絵本です。

3.かずってなんだ?(1) 0から5まで[0~5]
1~5までの数と、難しい0の意味についての絵本です。5までの数の足し算や、引き算についても絵本にまとめられてます。
何度も繰り返して読みたくなる絵本です。

4.わける まとめる[分析・総合]
わける(分析)、まとめる(総合)、色と乗り物や、色と形、数と具体物、人と動作(主語と述語、主語と目的語)など。
算数に関する概念って、まだ語彙力の少ない幼児には難しいですが、絵本で読み聞かせることで、私自身もどんなふうに具現化したらいいのかわかりやすく、子どももスムーズに理解ができます。

本当に小学校入学前にこの絵本が読めてよかった・・!
5.えあわせ でんこうニュース[方眼]
上、下、真ん中、左、右・・、真ん中の真ん中、方眼の座標(絵・色・文字)。
3歳代の時に読んだらまったく興味を持たれませんでしたが、5歳の今はお気に入り!
期間をおいて読んでみると、概念も増えていて、とても楽しそうにスムーズに読めました。

6.かずってなんだ<2> 6から99まで
6~9までの数、二桁の数、9までの足し算と引き算、位取りの原理、10の補数などについて。
やっぱりこちらの絵本も、最初は簡単な足し算・引き算から。
徐々に99までの大きな数に慣れていくように設計されています。
小学校前に、算数って楽しい!と思ってもらえるような絵本です。

7.くりあがり くりさがり[くり上がり・くり下がり]
横書きの計算から、縦書きの計算へ(筆算)、二桁の足し算、繰り上がりの計算、二桁の引き算、繰り下がりなど。
最初、5歳の息子に読んだときは、まだちょっと早かったですが、お年玉を管理したい!とお金の計算を少しさせるようになってから、
また読んで!と絵本を持ってきてくれることもあり、もう少し大きくなったら、さらに理解が進むかな?と思っています。

8.おおきなかず 100から1000まで[3けた]
100ってなんだろう?3桁の数、3桁の足し算・引き算について。
ですが、この絵本を読むのは好きなようで大きな数への魅力がとてもあるみたいです。

9.はかってみよう センチメートル・デシリットル[単位]
水の量をはかる(dℓ、ℓ)、液量の計算、長さを測る(cm、mm、m)、長さの計算、単位のはなし(歴史)、重さって何?
小さくても重たいスイカや、大きくても軽いボールなど、計測するのにいろいろな角度でものを見ることが出来る絵本です。

10.かけざんをやろう[かけ算]
かけ算の意味や、かけ算の式を作る、九九の練習、九九の歌、0のかけ算など。
九九の導入に使うのに、とってもいい絵本です!

さんすうだいすきシリーズの特徴
ことばの概念が分かる
算数に出てくる概念って、まだ小さい子供には語彙力が少なかったりして分かりづらいのが多いと思います。
身近にある、大きい・小さい、高い・低いなど、わかりやすいものだけではありません。
スモールステップで子どもに無理なくできる!
絵本の最初のページは簡単な問題から。
子どものいろいろな考え方に対応できるよう、一つの事柄を様々な角度から説明してくれる絵本です。
理解に結び付く工夫がある
「知る」のではなく、「わかる!」ことをめざして作られた絵本です。
絵は、有名で読み慣れた絵本の画家たち!
表紙絵は長新太さん、本文の絵は安野光男さんや、佐藤直行さん、田島たかゆきさん、松井紀子さんなど、豪華な画家による楽しさあふれる絵本!