モンテッソーリで教育では道具については本物を使うことを推奨しています!
モンテッソーリは、幼児期を、何でも大人の真似をしたがる「模倣の時期」だと言っています。
パッと読むための目次
模倣をして学ぶモンテッソーリ教育
掃除やアイロンがけなど、お母さんがしている仕事を見て、子どもが「私もやりたい!」とせがむことありませんか?
もしかしたら、お母さんにとっては、面倒な家事の1つかもしれませんが、
子供にとっては面白そうな「道具」を使った、楽しそうな活動に見えるのです。
色んなことを模倣しながら、子どもは様々なことを学んでいきます。
家庭で代用する!モンテッソーリの道具の選び方
ポイント1:子どもサイズを選ぶ
モンテッソーリ教育では、教具は、「子供サイズ」を基本としています。
ですが、家庭で取り入れる場合は、子供が使えないほどの「大きさ」や、「重さ」でなければ、家にあるものでいいと思います。
ポイント2:本物を選ぶ
子どものサイズが基本となりますが、実際にお母さんが使っている、本物を選ぶことが大切です。
- おたま
- 箒、チリトリ
- アイロン
- 洗濯バサミ
おもちゃではなく、本当にキッチンで使っているおたまや、実際に使っている箒やちりとりなら、おままごとやごっこ遊びではなく、実体験ができるわけです。
頭でわかっていても、実際に体験すると、全く感覚が違うと言うことが多いのです。
人がやっていると、簡単そうに見えても、いざ自分がやってみると、すごく難しかったということもあります。
子供にとって本物の道具は、おもちゃと違って、実際のものは大きいし重いもの。
お母さんが、簡単そうにやっていることが、実はすごく大変で、難しいことだと知ることになります。
道具選びのコツ
ただ、何でもかんでも子供に与えればいいというわけではありません。
まず、なんといっても安全なもの!
特に、何でも口に入れてしまう1歳半位までは要注意です。
幼児期は、おもちゃを振り回したり、投げたりすることもあるので注意しましょう。
避けるべき道具
- 口に入れると喉に詰まらせる恐れのあるもの
- 先の尖ったもの、鋭いもの
- ライターやマッチなど火を使うもの
- 重すぎて足の上に落とすと怪我をするもの
- 両手で持ちにくい大きさや形のもの
- 薄いガラスなど割れやすい物
- 繊細で壊れやすいもの
- 油など、こぼすと困る液体の入った瓶や入れ物
子どもの扱い方によって、怪我をしたり、そもそも子どもが扱いにくいものは、道具として避けましょう。
おススメの道具はこれ!
ピッチャー:iwaki ガラス製 ポット
こんなところがおすすめ
- ガラス製なので、中身がどのくらいか子どもにわかりやすい
- こどもの手に持ちやすいサイズ
- 高さが低いので子どもが倒さない
トレー:パール金属 木製トレー
こんなところがおすすめ
- 取っ手がついてるので持ちやすい
- 木製でインテリアに馴染む
- サイズが子どもにも扱いやすい
箒:亀の子 手編み箒
こんなところがおすすめ
- 手持ちサイズで扱いやすい
- 壁にかけていてもシンプル
- インテリアを邪魔しない
- 次第に手に馴染むところ
チリトリ:レデッカー ダストパン
こんなところがおすすめ
- レデッカーのおしゃれさがインテリアを邪魔しない
- 壁掛けできるサイズ
- 子どもも扱いやすい
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