注目を集めるSTEM教育とは?
最近注目を浴びてるSTEM教育を知っていますか?
今後、どんどん人口が減っていき、今ある仕事が少しずつAIに取って変わる時代に、どうしたら我が子が自分らしく個性を活かしながらイキイキとした人生を送っていけるのか。
今までの教師が、生徒に対して一方的に知識を教えていくという教育法では足りないことが危惧されています。
自ら問題意識を持って取り組むこと。自分には出来る!という自信と、他人と違うことを当たり前に容認し、自分も他社も認め合えること。
そして何より、自己肯定感がこれからの時代で一番重要になってくると言われています。
そこで注目されているのがSTEM教育。そんなSTEM教育を、家庭でも気軽に取り入れられる方法をご紹介したいと思います。
教育というとなんだか堅苦しく感じますが、これから小学校、中学校、高校受験と勉強していく知識を早期から詰め込み型で教えていくわけではありません。
詰め込み型ではなく、自分からなぜ?どうして?と好奇心を持って問題に取り組む姿勢。そして、自分にはできる!と信じてやり抜ける力。
そんなこれからの人生の土台となる基礎を、幼児期から培っていくのです。
今回は、そんなSTEM教育の中で、重要となる数学力の基礎を鍛えるために、3歳からできる数字を使った遊びをご紹介したいと思います。
3歳からできる!おすすめ数字遊び
プラステンを使ったお買い物ごっこ
我が家ではよくいちごやさん、ドーナツ屋さんなど、お買い物ごっこをして遊んでいますが、そんなお買い物ごっこで数字を取り入れて遊んでいます。
特に、プラステンというおもちゃが、この数字を使ったお買い物ごっこに大活躍!
赤いプラステンをいちごに見立てて、三人で分け合うには、何個ずつで分けたらいいか?
三個のいちご、一個食べてしまったら何個になるか?
など、プラステンのコマを使いながら、子供と一緒に数字を交えながら遊びます。
少し高度になってくると、黄色のプラステンがお金になり、黄色一個で赤のいちごが三個買える。
黄色のプラステンが二個あれば、いちごは何個買える?など、足し算だけではなく、自然と掛け算も遊びの中に取り入れていくことができ、簡単な計算を3歳からできるようになりました。
サイコロを使ったゲーム遊び
サイコロも、小さくて持ち歩けるし、手軽に数字に触れ合えるおすすめアイテム。
一言でサイコロといっても、よくある立方体に1~6の数字がかかれたサイコロ以外にも、三角錐のサイコロや、色も形も様々で、遊び方も無限大!
ぜひ、各お家でオリジナルの遊びを楽しんでください!
我が家では、サイコロを使った数字の遊びとして、サイコロを振って出た目の数と、同じ数字(1~6)を紙の中から探す遊びを最初に取り組みました。
子供にとって1234~の数字はただの意味のないマークにしか見えませんが、少しずつ、サイコロの目を一緒に数えながら、1は●が一個。2は、●が2個。と数字の数について認識できるようになってきました。
それ以外にも、どの数字が出るのかを最初に予測し、サイコロを振るゲーム。
当たった場合は手作りメダルが一枚もらえ、最後に何個メダルが溜まったのか数を数えたりして遊びました。
この時のメダルも、プラステンを利用することが多くありました。
そして獲得したメダル(プラステンのコマ)を並べて、どっちが何枚多いか?なども数字を視覚で量として捉えることができるのでおすすめです。
高度になってくると、2つのサイコロを振って、出た目の数の足し算をしたり、お互いにサイコロを振って、出た目の多い方で勝ち負けを競い合ったり、工夫次第でどんどん遊び方を広げていくことができます。
まとめ
私は、就学前に習ってもいない算数を無理やり詰め込むドリルなどを就学前からやるのは、いずれ小学校に上がったら、みんなが勉強を始めたら、すぐに追いつかれてしまうと思ってます。
でも、何もやらないのも、小学校に上がった時に何もできなくて不安!という思いから、遊びの中で取り入れられる方法で数字遊びをしています。
特に、子供にとっては遊びも勉強にも区別がなく、遊びの中でどんどん吸収して学んでいることがたくさんあると思います。
我が子に合う、合わない、色々あるかと思いますが、親子で一緒に数字を取り入れた遊びを楽しんでもらえたらと思います。