人間の眼球は、左右それぞれ、6本ずつの筋肉(外眼筋)を使って動かしています。
そして、他の筋肉と同じように、眼球の筋肉も鍛えないと成長させることができません。
パッと読むための目次
眼球筋力を鍛えることで、得られる力
小さなうちから、眼球筋力を鍛えることで、こんな力を身につけることができます。
- 運動神経がアップする
- 視覚からの情報分析が得意になる
- 視力低下を防ぐ
最近では、スマートフォンで、動画を見る機会が増えた子どもたちも多くいると思います。
これは、目の周りの筋肉を衰えさせ、視力の低下にも繋がってしまいます。
視力の低下なども防ぐことが出来る、「眼球筋力」をアップさせることで、子どもの「見る力」を育てることができます。
眼球筋力を育てるには
眼球筋力を育てるには、動いているものを観察することが必要です。
動いているものを観ることが出来る様になることは、その分、脳の中に情報が入ってくるということです。
そして、その情報に身体が反応し、行動が出来る様になります。
運動音痴の子は眼球筋力が低い可能性もある
不器用だったり、運動音痴な子どもの場合、そもそも眼球筋肉が育っていないため、脳から身体に、適切な動きをするメッセージを伝えられないことが原因の可能性があります。
脳に情報が入ってこないことには、行動のしようがありません。
眼球筋力で運動能力も鍛えられる!
眼球筋力を鍛えることで、動いているものの情報がどんどん脳に入ってくるので、それだけその情報に対処できるよう、身体が自然に動かせるようになってきます。
サッカーや、野球、バレーなど、球技には動体視力(動いているものを見る力)は必須の能力です。
眼球筋肉を鍛えるために最適なのが、ボール遊び
目でボールを追いかけなければならないので、上下左右、斜めなど、自然と眼球の筋肉が動きます。
また、相手の動きを観察して、次の動きを読む必要があるので、視覚からの情報分析が得意になります。
サッカーやテニス、野球、卓球など、様々なスポーツには、「勘」が大切と言われます。
次に相手が、どんな動きをするのか、予測を立てて、それに対処する行動を瞬時に取らなくてはいけません。
相手の動きや、ボールが来る場所を予測すると言うことは「勘を働かせる」と言われていますが、
これらはすべて視覚から入った情報を、瞬時に脳で分析をした結果になります。
手軽な眼球筋力の鍛え方
レジ袋でボール遊び
レジ袋に空気を入れて膨らまし、サッカーのようにリフティングをして遊びます。
膝や両足など、普段とは違う使い方をすることで、脳に刺激を与えることが出来ます。
お手玉
昔から伝わる日本の遊び「お手玉」は、けん玉と同様、目と手を同時に使う必要がある遊びです。
生きものの観察
カエルやバッタ、トンボなど、様々な生きものは予測不能に素早く動きます。
細かく動く生物をじっくり観察することで、眼球筋力を鍛えることが出来ます。
ぜひ、毎日の生活の中で、眼球筋力を鍛えることを取り入れてみましょう!
毬つき(MIKASA ボール 2号)
幼稚園や小学校のお受験でも、課題としてでることがあるという「毬つき」。
ぽんぽんと弾むボールは、軽くて幼児期からでも使いやすいです。
小学校以降では、ドッジボールで遊んだり長く活躍します。
お手玉
自宅にある端切れの布で、手作りすることも出来るお手玉ですが、なかなかゆっくり時間もとれないですよね。
アマゾンなど、ネットでもかわいいお手玉がいろいろ売られていました。
けん玉
日本の昔ながらの遊びを、親子で楽しむことができるけん玉。
以前、親子でけん玉ショーを見に行きましたが、歌に合わせてけん玉をしたり、すごく楽しかったです!
生きもの観察ケース
生きものを観察するのは、幼児には軽くて丈夫な透明プラスチック製がおすすめ。
ガラス製のものに比べても安価で経済的だし、割れる心配がありません。