2020年の教育改革によって、小学校から英語の教科が始まるなど、英語の教育がどんどん低年齢化しています。
大学の入試にも、リスニングの配点が2倍になるというニュースが発表されました。
大学入試センターは7日、センター試験の後継として2020年度に始める「大学入学共通テスト」の配点や問題作成方針を公表した。英語はセンター試験の筆記200点、リスニング50点の計250点から、リーディングとリスニング各100点の計200点に変更する。「読む・聞く・書く・話す」の4技能を問うとし、「話す・書く」は民間試験で試す。
日本経済新聞 2019年6月7日の記事より
今まで、幼児期には論理力を身につけるための母国語を!という考えで長男を育ててきましたが、
長男が、3歳11ヶ月のとき、上記のニュースを見て、英語教育を幼児期から少しずつ取り入れなきゃ!
という考えに変わりました。
パッと読むための目次
幼児期の英語教育について
幼児期の英語教育といっても、やはり論理力は、今後の国語•算数•理科•社会•英語など、全ての強化で必要になる力。
わが家では、幼児期に英語の音にたくさん触れ、いざ、学校で英語が始まった時に、英語に拒絶反応が出てしまわない程度に、ゆるーく親子で楽しみながら英語をやろうと思っています。
英語を0歳から始めるのがおすすめな理由
赤ちゃんの脳は、生まれた時から3歳まで急ピッチに成長をしていきます。
生後6ヶ月で、生まれた時の2倍の重さになり、3歳ごろまでに、大人の80%まで脳は成長しています。
そして、シナプスの量は、大人の2倍である、約1,000兆個まで増えていると言われています。
赤ちゃんの急成長する脳は、生後6ヶ月頃から、少しずつシナプスの刈り込みが行われ、刺激の少ないシナプスは退化していきます。
赤ちゃんは、環境によってどんなふうにでも成長していける可能性を秘めています。
0歳からの言語習得は脳の構造も変わる
2カ国語を話せる人の脳を、磁気映像共鳴映像法で分析した結果、言語の学習時期によって、2つ目の言語は脳の異なる部分に記憶されることがわかりました。
幼児期から、2カ国後の環境で育った、バイリンガルな人は、脳の同じ部分に2カ国後の言語が記憶されます。
一方、10代になって学んだ第2言語は、母国語とは違う部位に記憶がされます。
0歳から英語をやる事で母国語に影響は?
ディズニーの英語システム、DWEは1977年に設立され、40年以上の歴史があります。
これまでに、何万人もの卒業生を輩出しており、すでに成人している方も多くいますが、
1人も日本語がおかしくなってしまった方はいないとの事です。
ますますグローバル化が進むこれからの時代、英語を「話せる事」は、子どもたちが大人になった時に必要になる、
必須のスキルだと思います。
幼児期の英語教育に、こちらの書籍が参考になったので、良かったら読んでみてください。
5歳までにやっておきたい 英語が得意な脳の育て方
脳科学者としても有名な、茂木健一郎さんの書籍です。幼児期の英語学習について、脳科学の側面から、わかりやすく解説してくれてます。